color型(カラー型)
color型は色を扱う際に使用する整数型です。
color型の値は、RGB形式・整数・ウェブカラーの3つの記述方法があります。
RGB形式
RGB形式で記述する場合は、次に示す書式C’赤緑青の割合’(Cとシングルクォーテーション‘と赤緑青の割合)で記述します。割合の範囲は0 ~ 255(16進数では0x00 ~ 0xFF)です。
C'赤色の割合, 緑色の割合, 青色の割合'
サンプルコード
// 初期値をRGB形式で記述したcolor型の変数を宣言 color c_red_10 = C'255, 0, 0'; // 赤色 color c_lime_10 = C'0, 255, 0'; // ライム color c_blue_10 = C'0, 0, 255'; // 青色 // 16進数で指定 color c_red_16 = C'0xFF, 0x00, 0x00'; // 赤色 color c_white_16 = C'0xFF, 0xFF, 0xFF'; // 白色
整数
整数で記述する場合は、次のように16進数で記述します。RRは赤要素の値、GGは緑要素の値、BBは青要素の値です。各要素の値の範囲は00 ~ FFです。
0xBBGGRR
※10進数にした値で記述してもかまいません。
サンプルコード
// 初期値を16進数の整数で記述したcolor型の変数を宣言 color c_red_16 = 0x0000FF; // 赤色 color c_lime_16 = 0x00FF00; // ライム color c_blue_16 = 0xFF0000; // 青色 // 10進数で指定 color c_red_10 = 255; // 赤色 color c_white_10 = 16777215; // 白色
Webカラー
ウェブカラーで記述する場合は、clrで始まるカラー定数を記述します。
サンプルコード
// 初期値をカラー定数で記述したcolor型の変数を宣言 color c_red = clrRed; // 赤色 color c_lime = clrLime; // ライム color c_blue = clrBlue; // 青色 color c_white = clrWhite; // 白色